仕事に活かす!フォトリーディング

 仕事に活かす!フォトリーディングを読みました。
著者は主藤孝司さん。


 フォトリーディングでは、目標は何かというのを明確にして、目標達成に必要な情報を本などのメディアから情報収集するのですが、この一連の流れにフォトリーディング特有の技術を用います。この技術によって読者はメディアを全て読むのではなく、必要な部分を読むことでき、効率よく情報収集できるそうです。
また、著者のフォトリーディング活用例や、無理なく続ける方法についても説明してます。
 自分は研究職に携わっているのですが、仕事を効率良くこなせるようインプット、アウトプット、インプットからアウトプットを生成するための手段について頻繁に考察する場面に遭遇します。そのため、このフォトリーディングは自分の業務効率改善に役立ちそうです。

 一番気になったのは集中力を高める方法(ミカン集中法)。一度試してみましたが、頭がすっきりする感じがして、集中できそうな気がしました。集中力が切れ易い人は試してみるといいかもしれません。

 この本で残念だと思ったのは、ページ数を半分くらいにしてもいいんじゃないかというほど、同じような内容が繰り返されている。自分にはその狙いがあまりわかりませんでした。
逆を言えば、フォトリーディングが例外のないジェネラルな技術であるというのを示しているかも知れませんが。